【予想】秋華賞2019 ◎パッシングスルー

秋華賞2019予想

京都芝2000mのコース適性値は、「瞬5平4消1」で瞬発戦を想定。過去5年は、平坦決着4回、消耗決着1回でした

3冠最終戦となる秋華賞。桜花賞とオークスは直線長く瞬発力が求められる舞台であるため、求められる適性は同じであった。しかし、この秋華賞は、直線短く持続力が求められやすい舞台であり適性は大きく異なる。まずは、この根底を頭に入れておかねばならない。

今年は、桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーの2頭が秋華賞を回避。チャンピオンホース不在の争いとなる。1番人気になりそうなダノンファンタジーも押し出された形だろうし、上がり馬もなかなか豊富。大混戦と見て良いだろう。

ラップギア的には僅かに瞬発コースだが、過去5年で瞬発戦はなし。好走馬には瞬発馬が多いが、平坦戦もこなせる強い瞬発馬といったタイプが好走しているだけに見える。持続力型が不利とは言えず、そこは能力の問題。持続力という武器があるなら、積極的に狙って良いと思う。

基本的には前傾ラップ。ヴィブロスが勝利した2016年は後半の方が1.4秒も速い後傾ラップ、アーモンドアイが勝利した昨年は前後半の差が0.5差しかないラップだったが、これらは少ない事例と見て良さそう。前傾ラップで好走していれば、それはこのレースへの適性あり。速いペースでも末脚が鈍らないタイプが秋華賞では有力か。

出走馬短評

(1)ダノンファンタジー
⇒掛かりやすいタイプの馬で、2走前のオークスは大幅な距離延長で非常に厳しいローテだったが5着。自分的には驚かされる好走であり、なかなか能力が高い馬だと再認識させられた。前走ローズSは距離短縮だったが、スタートが出過ぎた影響もあり前半は折り合いをつけるのに一苦労したような走り。それでも直線は前で決まりそうなところを上がり最速の脚で差し切ったことは評価できる。ただ、今回は短縮後の延長でローテ的には微妙。最内枠も捌きが難しく、道悪なら外の方が良いだろう。前傾ラップの経験もなし。これまでの走りや血統を見ても、良馬場で力を発揮できるタイプだろうし、ここは結構厳しい戦いになりそう。

(2)メイショウショウブ
⇒クイーンSやローズSを見ても、距離はマイルがベストのように感じる。前走は瞬発力勝負を差し競馬で善戦しているが、基本は持続力タイプ。今回は、前走より瞬発力の比重が落ちそうなのはプラスだが、距離延長がネック。※出走取り消し

(3)ブランノワール
⇒2000m経験はないが、距離延長のローテは前走でクリア。今回も再度の延長になるがこなせる範囲だと思う。ただ、重馬場でスタミナ問われるようならさすがに厳しいだろう。前傾ラップは2走前に勝利しているが、それ以外の2勝は後傾ラップでのもの。掴みづらいタイプだが、馬場が良ければ狙いたかった。今回は見送り。

(4)トゥーフラッシー
⇒特段買える材料なく…。

(5)クロノジェネシス
⇒バゴ産駒だが、ここまでは瞬発力勝負で本領を発揮するタイプ。前走は初の距離延長で3着に来ているのは立派で、ここまで崩れていないのは能力が高い証拠。今回は休み明けだが、距離短縮で挑めるのはプラスか。あとは持続力が問われた時にどこまで対応できるか。陣営のコメからも、狙いはエリ女っぽくて、今回は甘めの仕上げも気になる。ただ、クラシック二戦ともに馬券内は同馬だけなのは評価したい。コーナー4回も小倉の走りを見ると、全く問題ないだろう。

(6)ローズテソーロ
⇒完成されていないハーツ産駒らしい、スローペースに強いタイプ。2走前は超スローで大得意な流れを勝利。前走はペースが上がりながらも位置を取りに行く競馬で、最も苦手なパターン。今回は更に流れが速くなりそうで、ここはさすがに厳しいか。逆に言うと、次走は期待値が高くなりそう。

(7)ビーチサンバ
⇒2走前のオークスは、初の距離延長(800mの大幅な)で直線は早々と手応えがなくなる競馬。前走ローズSは、距離短縮でスローの瞬発力勝負を前目につけて2着。今回は再度の距離延長で、ローテーション的には非常に狙いにくい。前走よりもペースは上がるだろうし、あまり買える材料はないように感じる。

(8)カレンブーケドール
⇒オークスは人気薄で2着と穴を開けた形だが、直線早め先頭からの競馬で最も強い競馬をしていた。能力だけならここではトップクラス。瞬発力<持続力タイプで秋華賞向き。ただ、初輸送、上がりが掛かる馬場よりも高速向きといったことは気になる。あとは、坂路主体の調教過程も気になるが、ここは能力重視で買っておきたい。

(9)シャドウディーヴァ
⇒2走前のオークスは、得意の距離延長で左回りといった条件的にはベストに近いもので6着。前走は、「距離短縮+右回り」とあまり良くない条件で9着。掛かる仕草もあり、少しちぐはぐな競馬となってしまった。今回は得意の距離延長だが、前走の競馬を見せられると、あまり積極的には買いたくない。血統的には重い馬場得意そうだが、今回は手が出ない。

(10)シェーングランツ
⇒王道路線を進んできた馬だが、タイトルはアルテミスSのみ。春はとにかく減り続ける馬体重に悩まされ、調教も目一杯できない状況。それでも、ここまで全て上がりは上位。レベルの高いメンバー相手に大きく崩れなかったのは評価したい。特に前走オークスはまともな追い切りがほとんどできない中での0.7差の7着は好パフォーマンスだろう。唯一の重賞タイトルであるアルテミスSが1.1秒の前傾ラップというのは注目しておきたいところ。おそらく同馬はハイペースの差し馬。今回想定される流れはドンピシャで合っていそうで、人気の落ちた今回は狙い目。

(11)フェアリーポルカ
⇒フローラSは枠順不利がありながらも差のない5着。あのレースを見る限り能力は相当高そう。オークスは外々を回される形で惨敗。距離も長かったんだろう。前走は休み明けを内から完璧な競馬をするも2着。叩いた今回は更にやれそうだが、鞍上が大いに不安。枠ももう少し内目の方が同馬には良かったか。

(12)レッドアネモス
⇒弱い馬ではないが、ヴィクトワールピサ産駒をG1で買いたいとも思わないし、距離延長も微妙。ペースが緩んだ方がパフォーマンスは上がるタイプ。

(13)サトノダムゼル
⇒ここまで異なる流れでの3連勝で、なかなか見所ある馬。ただ、初の距離延長、初輸送と越えるべきハードルは高い。道悪のミルコは魅力だが、ここは静観しておきたい。

(14)シゲルピンクダイヤ
⇒2走前のオークスは、初の距離延長(800mという大幅な)+初の左回りというなかなかハードルの高い条件で惨敗。特に掛かるということもなかったが、直線では早々と手応えがなくなったところを見ると、距離が長かったか。前走ローズSは距離短縮で右回り戻りだったが、最後は伸び負けて4着。レース前からイレ込みがひどく、レースでも外枠から前に壁が作れず掛かりながらの追走だった。レースも「▼7▼5△14」の瞬発戦で、父ダイワメジャーからもそろそろ瞬発力勝負はきつそう。そういった面から持続力が求められる今回はラップギアの面からは良さそうだが、再度の距離延長が非常に買いづらい。ここは見送って、次走以降距離短縮のマイル戦で印を打ちたい。

(15)コントラチェック
⇒オークスは距離が長かったような負け方。短縮のここは狙い目のように感じるが、他に買いたい材料がない。距離も1ハロン長く感じており、鞍上ルメールでも手が出ない。

(16)パッシングスルー
⇒2走前は1勝クラスの福島芝2000m戦を単オッズ1.3倍で楽勝。「△4△2▼1」の上がりの掛かる平坦戦だったことを考えると、今回に活きそう。前走紫苑Sは同距離ローテで、外枠から外々を回される競馬だったが、最後はなんとか捉えて勝利。「▼5▼5△5」のスローの瞬発戦で前走とは異なる適性を問われたがクリアしたのは大きい。今回も同距離で挑めるし、早めの栗東入りで態勢は万全。ここは好勝負になる。

(17)エスポワール
⇒前走は2勝クラスを重馬場で圧勝。上がりは掛かれば掛かるほど良いタイプで、今回の条件は良い。あとは鞍上シュタルケの捌き次第か。人気しているが、頭までも期待できるタイプか。

(18)シングフォーユー
⇒スイートピーSはカレンブーケドールの2着。ただ、明らかにスローの瞬発力勝負が得意なタイプ。距離延長は2戦2勝のようにペースが緩んだ際に好走しやすいタイプだろう。如何にもジャスタウェイ産駒っぽい。今回は、前走延長で好走してしまい、同距離で挑むためローテは微妙。馬場も渋るのは良く見えないため、見送り妥当だろう。

秋華賞2019の印
◎:パッシングスルー
◯:カレンブーケドール
▲:クロノジェネシス
☆:シェーングランツ

△:エスポワール
秋華賞2019の買い目

3連複:◎ー◯▲☆△ー◯▲☆△(6点)
3連複:◎ー◯▲☆ー◯▲☆(3点)
3連複:◎ー◯ー▲(1点)

3連複:◎ー◯ー▲☆△(3点)
3連複:◎ー◯ー▲☆(2点)
3連複:◎ー◯ー▲(1点)
馬 連:◎ー◯▲☆△(4点)
馬 連:◎ー◯▲☆(3点)
馬 連:◎ー◯▲(2点)
馬 連:◎ー◯(1点)
3連単:◎⇔◯▲⇒◯▲(4点)

以上、秋華賞2019予想記事でした