【展望】菊花賞2019 過去5年の傾向及びラップギア

今週は京都でG1菊花賞が行われます。ヴェロックス、ワールドプレミア、ニシノデイジー、ヒシゲッコウ、ホウオウサーベルなどが出走を予定しています。

まずは、先週の結果を軽く振り返っておきます。

12.310.711.611.811.912.712.512.012.312.1
瞬発戦想定▼5△3▼2瞬発戦

エリザベス女王杯への叩きが懸念されたクロノジェネシスですが、内で上手く脚を溜め直線抜け出し快勝。やはり外厩のある現代競馬は、G1直行ローテは不利にならないですね。バゴ産駒からも、上がりの掛かる馬場も向いていた印象です。今年は、桜花賞馬、オークス馬不在から上がり馬に注目が集まっていましたが、結果的にクラシック好走組が上位にきました。

馬券のポイントとしては3着馬のシゲルピンクダイヤでしょうか。ダイワメジャー産駒で距離延長を嫌った形でしたが、ペースが締まりやすい2000mへの距離延長なら考えを改めるべきでした。今後も瞬発力勝負で凡走し、持続力勝負で好走してくるタイプでしょう。

◎パッシングスルーは外枠で外々を回されたというのもあるが、さすがにそれでも負けすぎ。やはり権利取りのかかった前走である程度仕上げすぎていた影響もあったでしょうか。追い切りも動いていませんでしたからね…。一旦休養して、また改めて頑張ってほしいですね。

12.410.911.611.811.611.911.311.211.8
瞬発戦想定▼6▼1△6瞬発戦

スカーレットカラーの鬼脚が炸裂したレース。馬が本格化してきたのは間違いありませんが、今回は、

  • 平坦馬が走りやすいレース
  • 外差し馬場

の2点が有利に働いた傾向もあるため、過度の期待は禁物です。それでもホントに良い脚で伸びましたよね。

期待した◎ディメンシオンはトラックバイアス不利があったとは思いますが、道中から掛かり気味の追走で距離延長ローテが不利でしたね。これは反省点です。

トラックバイアスを考えると、オールフォーラヴ、クロコスミアあたりは不利がありながら良く走っていると思います。特に後者は今年もエリザベス女王杯は有力でしょう。

菊花賞2019展望

京都芝3000mのコース適性値は、「瞬5平5消0」で瞬発戦を想定。過去5年は、瞬発決着3回、平坦決着2回でした

昨年は極端にスローペースで、上がり勝負となったレース。年によって瞬発戦になったり平坦戦になったりするため、決め打ちはしづらい。まあ、さすがに今年は昨年ほどスローにはならないとは思うが…。

距離延長が得意な馬が有利

【2018】
1着フィエールマン(初距離延長)
2着エタリオウ(0.1.0.0)※ゆるやなぎ賞2着
3着ユーキャンスマイル(1.0.0.1)※阿賀川特別1着

【2017】
1着キセキ(1.1.1.0)
2着クリンチャー(1.0.0.1)
3着ポポカテペトル(2.0.0.0)※ゆるやなぎ賞1着、阿賀川特別1着

【2016】
1着サトノダイヤモンド(0.1.1.0)
2着レインボーライン(0.0.0.1)
3着エアスピネル(0.0.0.2)

【2015】
1着キタサンブラック(1.0.1.1)
2着リアルスティール(0.1.0.1)
3着リアファル(2.1.0.0)

【2014】
1着トーホウジャッカル(1.1.1.0)
2着サウンズオブアース(1.1.0.1)
3着ゴールドアクター(2.1.0.1)※ゆるやなぎ賞2着

菊花賞が3000mで行われるため、今回は全馬ほぼ間違いなく距離延長での出走となります。となると、距離延長が得意な馬が有利なはずで、好走馬にも延長実績のある馬が多いです。クラシック組はそもそも能力が高いため、適性を能力が凌駕するパターンが発生するが、クラシック組以外の上がり馬は、この延長ローテを武器に好走するといったケースが多いですかね。

条件戦では、阪神24のゆるやなぎ賞、新潟22の阿賀川特別の2レースがリンクしやすい傾向にあります。ここを好走してきた馬には注意が必要でしょう。

神戸新聞杯を先行チョイ負けしている馬が狙い目

2010年該当 3着ビッグウィーク(菊花賞1着)
2011年該当 なし
2012年該当 4着ユウキソルジャー(菊花賞3着)
2013年該当 3着サトノノブレス(菊花賞2着)、5着タマモベストプレイ(菊花賞8着)※不利あり
2014年該当 4着サトノアラジン(菊花賞6着)※不利あり
2015年該当 4着バイガエシ(菊花賞未出走)
2016年該当 なし
2017年該当 4着ダンビュライト(菊花賞5着)
2018年該当 該当なし

近走こそやや傾向が薄れている感じではあるが、今年も頭にはいれておきたいところ。この時期の阪神芝2400mを先行してある程度の着順にまとめているのは能力が高く、スタミナがある証拠。それがそのまま菊花賞に活きるといった構図だろう。今年は、2着ヴェロックス、4着レッドジェニアルが該当。馬券的にはレッドジェニアルが面白そうでしょうか。

まとめ(予想オッズ)

今年はヴェロックスの1強態勢で、以下ワールドプレミアらが追随すオッズになりそう。阿賀川特別を圧勝したホウオウサーベルなんかは如何にも適性ありそうですが、降級制度がなくなったことからメンバーは弱かった可能性が高く、過信は禁物。現在のところやはりレッドジェニアルを狙いたいところだが、戦績から延長ローテが苦手なのか、京都以外走らないのかが不透明なため、これからじっくり吟味したいと思います。

以上、菊花賞2019展望記事でした